【幸福論2.0】世界で最も先進国はブータン?GNH(国民総幸福度)で考える幸せとは?

世界で一番幸せな国というキャッチフレーズで呼ばれる国「ブータン」

アジアの小国で、経済的規模的にも日本の2000分の1程度。

しかしこの国、どうやら国民の幸福度がめちゃくちゃ高いらしい。

ブータンでは、GDP(国民総生産)よりも、GNH(国民総幸福量)を国策の基軸に据えています。
ようは、経済的な反映と、幸福度は違う、国民の幸福度を高める国づくりをしましょうといっているわけです。

第3代ジグミ・ドルジ・ワンチュク国王が【発展のゴールは『国民の繁栄と幸福』である】という考えを表し、
第4代ジグミ・シンゲ・ワンチュク国王が【『我々の国の方針は、国や国民の為に経的独立、繁栄、幸福を実現し国をまとめることだ』】と
語ったことからも、ブータンがいかにGNHを大切にしているかが分かります。

また幸せの基準は国家ではなく個人・家庭にあるとしています。
ブータンは、幸福量の増加を目指していますが、その基準は国家それ自身にあるのではなく、国家が幸福であるためには、国民それぞれの家庭が幸福であることが基本と考え、国民の幸せのために国家がまず豊かになるとは考えないのです。

いやー、何から何まで立派です。
どこぞの政治家にブータンの国王のつめのあかを煎じて飲ませたいもんです。

まぁ自分も利便性にどっぷりあやかってる今の生活スタイルを一新して、ブータンに移住できるかっていったら、できないわけなんですが。

しかし、ブータンのこの経済的・軍事的強国をめざすのではなく、国民の幸福度を高めるという国策が、浸透せず、世界の圧倒的多数で真逆の政策が採用されているか・・

自分がもっとも尊敬している作家先生の橘玲大先生が、著作「言ってはいけない―残酷すぎる真実―」で

「ひとは幸福になるために生きているけれど、幸福になるようにデザインされているわけではない。」

と書いてます。

この意味を腹の底から理解するには、進化論と遺伝子に関する知識が必要になってきます。

ここでいう「デザイン」とは、まさに今の人間が長い歴史の末に、獲得した遺伝子の普遍的属性をいってるわけなんですが。

ようは生物はあくまで遺伝子をより多く複製するのが目的で最適化された存在なので、その行動原理が「幸せ」になることと乖離することがおうおうにしてあるっつーことです。

そう考えると、なんてブータンという国は、国家単位で達観した、スーパー先進国といえそうです。
しかし生存競争を勝ち抜く力を追い求めないかわりに、力をもったあくどい国家に侵略して滅ぼされるリスクもおうという事になりますが・・・

今回は国家レベルの話をしましたが、これを個人レベルに落として考えて、競争に勝つのもまぁ生きるために大事な事ですが、それが必ずしも「幸せ」に生きることとマッチしてませんよ・・・・という話でした。

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